2012年 07月 16日
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」
エマに「プラダを着た悪魔/2006」「ジェイン・オースティン 秘められた恋「ゲットスマート/2008」「パッセンジャーズ/2008」「レイチェルの結婚/2008」のアン・ハサウェイ。
デクスターに「アクロス・ザ・ユニバース/2007」「ラスベガスをぶっつぶせ/2008」「ブーリン家の姉妹/2008」「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官/2009」のジム・スタージェス。
デクスターの母親アリソンに「あぁ、結婚生活/2007」「ラースと、その彼女/2007」「幸せのレシピ/2007」「エレジー/2008」「それでも恋するバルセロナ/2008」「人生万歳!/2009」のパトリシア・クラークソン。
父親スティーヴンに「ヒトラーの秘密/2005」のケン・ストット。
デクスターの妻シルヴィアに「タロット・カード殺人事件/2006」「エンジェル/2007」「つぐない/2007」のロモーラ・ガライ。
監督は「17歳の肖像/2009」のロネ・シェルフィク。
スコットランド、エジンバラで大学の卒業式を終えた後出会ったエマとデクスター。それは1988年の7月15日。その後の23年にわたってそれぞれの7月15日を描く物語は素敵だけど、二人が年取らなくて困った。バツイチで子持ち男デクスターはそれなりに老けていることが伺えるメーキャップが施してあったが、エマの方は全く同じ風貌。大学を卒業して23年と言えば40代始めか?エマ演じるアン・ハサウェイはオープニングからエンンディングまで同じでちょっといただけなかった。
でもロケーションには満足。スコットランドのエジンバラ、北フランスの海の町ディナール、そしてパリにロンドン。
6月の割引デーに観たと記憶する。シアターは女性客でいっぱいだった。物語自体も自立した女性と、親を当てにし自立出来ない情けない男の組み合わせ。後に男は美しい女性と結婚し、子供をもうけるが離婚に至る。
情けない男デクスターを演じるジム・スタージェス。どこか頼りなさそうで、守ってあげたくなりそうな雰囲気を醸し出す彼は役柄にぴったりだ。
アン・ハサウェイは「ジェイン・オースティン 秘められた恋」以来のUK人役だけど、この方はやはりアメリカンだな、
ロモーラ・ガライは年々ゴージャスな女優になって行く。
TOHOシネマズ有楽座にて