「ゲンズブールと女たち」

「Gainsbourg (Vie héroïque)」 2010 フランス
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セルジュ・ゲンズブールに「夏時間の庭/2008」「あの夏の子供たち/2009」のエリック・エルモスニーノ。
ジェーン・バーキンに「ロシアン・ドールズ/2005」のルーシー・ゴードン。
ブリジット・バルドーに「この胸のときめきを/2002」のレティシア・カスタ。
ラ・グール(仮面のセルジュ)に「パンズ・ラビリンス/2006」のダグ・ジョーンズ。
ジュリエット・グレコに「そして、デブノーの森へ/2004」「シャネル&ストラヴィンスキー/2009」のアナ・ムグラリス。
バンブーにミレーヌ・ジャンパノイ。
フランス・ギャルに「恋は足手まとい/2005」のサラ・フォレスティエ。
歌手フレエルに「パリ、ジュテーム/2006」「セラフィーヌの庭/2008」「ミックマック/2009」のヨランド・モロー。
監督、原作、脚本にジョアン・スファール。
「引き裂かれた女/2007」のクロード・シャブロルがゲンズブールのミュージック・プロデューサーで出演している。
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酒とタバコと音楽、そして数々の女と戯れ、愛欲の日々を送った男の生涯を描いた伝記映画。

なぜにアニメーション合成?と不思議だったが、作ったジョアン・スファールがフランスのコミック界で活躍する人とのことで納得。ラ・グールを登場させたのもこの方ならではの展開である。エリック・エルモスニーノは過去に観ているフランス人俳優。この映画を観てセルジュ・ゲンズブールにとても良く似ているので、彼の過去作品の印象がトンでしまった。

コミック作家の初監督作品だけあって、幼い頃から女好きだったセルジュ(リュシヤン)が大人の女性に“ヌードを描かせて!”なんて迫ったりして、コミカルに描かれているとことがとても面白い。そしていきなり姿を現すラ・グールの存在も楽しい。

ジェーン・バーキンの元夫で、シャルロットの父親であることは良く知っているが、以外に彼のMusicについては知らない。フランス・ギャルの“夢見るシャンソン人形”をゲンスブールが作ったなんて全く知らなかった。セルジュ&ジェーンの“Je t'aime... moi non plus”は何度も聞いたことがあるが、映画は未見なので是非観てみたいものだ。しかしブリジット・バルドーと不倫していたなんて、セルジュ・ゲンズブールの人生は女、女、女!

キャバレーのピアノマンだったゲンズブールは素晴らしい音楽の才能を持ち合わせていた人。最初は画家を目指し、最終的にはシンガー、監督、俳優というマルチタレントだったのだがら。

ユダヤ人で幼い頃から容姿にコンプレックスを持っていた男が大人になり、たくさんの女たちを夢中にさせる。“女”を夢中にさせる“男”って顔だけじゃない!というのはスゴく理解出来る。醜男ながら女をメロメロにする何か…きっと女の扱い方を心得ていたんだろうな?まぁでも酒と暴力でジェーン・バーキンに逃げ出されてるが、その後30歳も年下のバンブーと恋に落ち子供までもうけたとはスゴい男だ。
多くの女性たちに音楽を提供したというから、彼に関わった女性は皆、彼の才能に惚れてしまったに違いない。

ブリジット・バルドー役のレティシア・カスタは映画のポスターでも予告編で観た際にもとても似ていたが、本編でもばっちりハマっていた。

渋谷 Bunkamura ル・シネマにて
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by margot2005 | 2011-06-07 21:36 | フランス | Trackback(2) | Comments(0)
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