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「小さな命が呼ぶとき」

「Extraordinary Measures」 2010 USA
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ジョン・クラウリーに「クラッシュ/2004」「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝/2008」のブレンダン・フレーザー。
ロバート・ストーンヒル博士に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官/2009」のハリソン・フォード。
ジョンの妻アイリーンに「M:i:III/2006」「奇跡のシンフォニー/2007」のケリー・ラッセル。
監督は「べガスの恋に勝つルール/2008」のトム・ヴォーン。

難病であるポンペ病に冒された娘と息子を持つエリート・ビジネスマンのジョンはある日、ポンペ病研究の第一人者であるロバート・ストーンヒル博士を訪ねる。そして彼は研究に資金が足りないと訴える博士に援助を申し出る。やがて会社を退職したジョンはポンペ病治療薬を開発するためベンチャー企業を立ち上げる...

実話を基にした難病もの。難病ものストーリーはあまり好きじゃないのだが、主演が大好きなブレンダン&ハリソン。彼らの大ファンの一人として見逃すわけにはいかない。予告も何度も観て、ブレンダンとハリソンの共演はとても楽しみだった。
これは単なる難病のもの映画であるばかりでなく、難病の子供たちを抱える父親が製薬会社を起こすというビジネス・ドラマでもある。1時間45分でその全てを描くのは無理があるだろうが、手堅くまとめられた感動のドラマに仕上がっている。
研究一筋で、少々変人の堅物博士と、ハーバード・ビジネス・スクール出身のエリート・ビジネスマンがタッグを組むのは相当にミスマッチではあるが、ラストで、心から子供たちを愛するビジネスマン、ジョンの気持ちをくんだ博士の計らいはナイスである。

ハリソン・フォードは「スター・ウオーズ/1977」以来の大ファンで、彼の映画はほとんど観ている。一番最近に観た映画は「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」。この時にも頑固ではあるが愛情深い老捜査官が印象的だった。こちらの作品でも頑固一徹の博士を好演している。
前にも書いたがブレンダンにもハマって彼の出演作を探しまくって見た時期がある。「クラッシュ」以来の人間ドラマで、子供たちを愛する父親役が素敵だ。
日比谷 TOHO シネマズ・シャンテにて
by margot2005 | 2010-08-02 01:12 | Comments(0)